2011年03月26日
自分だけのいい味

こんにちは♪
ゆみです。(*^_^*)
仙台の難病ホスピスで震災の被害に遭っているよしくん。
よしくんは、Yumix Squareの行商広場にあるカフェのマスターで、いつもやさしくみんなを見守ってくれています。
今は震災の被害で、SLにはログインできない日が続いています。
そんなよしくんの居る現地の施設に、懸命にボランティアで支援物資を送ってくださるハミングバードさんのブログで、よしくんの元気な姿が紹介されています。
http://blog.livedoor.jp/hbs/archives/1433971.html
このブログ主のハミングバードさんは、これまれセカンドライフのことをご存知無かったようですが、SLの仲間から次々に届く支援物資やら励ましのメールなどで知ることに。
でも実際にSLをする時間は、横須賀と仙台を往復しながらのピストン輸送の間は無いでしょうね。
ブログを拝見すると、SLの仲間の力に感心されている様子も少し伺えます。
よしくんの写真をアップしていただくとお分かりいただけますが、彼は口を使ってケータイやらパソコンやら様々なものを使いこなしています。
http://livedoor.2.blogimg.jp/hbs/imgs/2/0/20ebe114.jpg
ある意味、その道の達人でもあると思います。
口でものを扱わせたら、彼の右に出る人はそう居ないだろうと思うからです。
よしくんは、こうして口でパソコンを操作しながらSLでは皆さんと普通におしゃべりをしたり、ものづくりをしたり、なんとラジオ放送までこなしてしまうスーパーマン。
SLがどれだけバリアフリーな世界で、多くの人に福音をもたらす世界であるということは、彼も身をもって証明してくれている気がします。
以前よしくんから聞いて、心に残った言葉を紹介してみたいと思います。
[05:05] Yoshikun Alsop: 大袈裟かもしれないけど、私たちにしたら仕事場のようなものです
[05:05] Yoshikun Alsop: いってらっしゃい
[05:05] Yoshikun Alsop: 障害のある人は、仕事をしてる人は少ないしね
[05:05] Yoshikun Alsop: したとしてもできないというのが現実
[05:06] Yoshikun Alsop: でもセカンドライフは、自分の役割も与えてもらえる
仕事とは、金銭という労働の対価をもらうことだけではないのでしょう。
私は社会のためになんらかの役に立つことこそ、「仕事」といえるものだと思っています。
なんとなく、先月ズームインという朝のニュースで紹介されていた四国の有名な「池上製麺所」のおばあさんの言葉を思い出しました。
修行後に独立したものの行き詰ってしまった弟子が、古巣を訪れた時に既に引退したおばあさんが言った言葉です。
「人に勝とうと思ってはいけない。但し自分に負けてはいけない。自分だけのいい味を出していきなさい。」
落ち込んで凹んではるばるやってきた弟子に、おばあさんは手作りのおうどんを作って食べさせていました。
「自分だけのいい味。」
他人との競争の中では、なかなか見出すことは出来ないかもしれません。
よしくんの生き方に、なにか共通するものを感じました。
ハミングバードさんのブログ
http://blog.livedoor.jp/hbs/
よしくんの紹介記事
http://www.niyoniyo.net/vol7/hitolibrary/kagawa/kagawa.htm
Posted by Yumix Square Supporters at 07:23│Comments(0)
│雑記
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