ソラマメブログ

2008年06月08日

これまで、そしてこれから目指すもの

今日は、Yumix Land/Yumix Squareのこれまで、そしてこれから目指すものを明記しておきたいと思います。

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2007年の6月に新聞で見つけて、なぁーんとなく参加したセカンドライフ。
入ってみたら、徐々にその世界のとりこになってしまった私。
まず会話が文字でのチャットが基本。
これは音の聞こえない私にとっては、この上の無いバリアフリー。
おまけに移動には制約がなく、海外だろうがどこだろうがひとっとび。
車椅子の生活をしている人にも、なんら移動に困ることがないバリアフリー。
(ま、たまに入場制限をしているところもありますが、それは例外にしておきましょう)
こうした環境を考えてみると、RLでなんらかの理由で移動のできない人でも、
ここでお仕事ができるのではないかなぁと思うわけです。
例えば、その道で進んでいるアメリカの電話リレーサービスなんかも、
電話ができてタイプの速い人なら自宅でできるお仕事になりそうだなぁと。
【参考】電話リレーサービス
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060629/242103/
日本では数は少ないのですが、電話リレーサービスを提供している会社はあります。
そこはメッセンジャーやテレビ電話などを使い、代理で電話をしてくれるサービスを提供しています。
セカンドライフという空間は、こうしたサービスの幅を広げるチャネルの1つとしても使えそうな気がしています。
なにしろ代金決済スキームもあらかじめ用意されているわけですから、参入もしやすいのかなぁと思っています。
あとは提供者が居て利用者さえ揃えば、十分ビジネスになるのではないかと。
こうした福祉サービスって道徳のある経済になるんじゃないかなぁなどとも思っています。
(NaviSL・ゆみさんの日記より転載)
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そうした考えを具現化したのが、Yumix Square。

セカンドライフのバリアフリーな特性に注目し、コミュニケーションを切り口とした相互理解と障害者等の社会的弱者の自立と社会参加に向けた学習や訓練の場所を構築していく為のものとして、それぞれの場所で以下のような役割を果たしていました。
1. じゃぱらんど三重 - 集合住宅への居住を通じて、共生を学んでいく場所。
2. じゃぱらんど京都 - ものづくりの勉強をしながら、自立自活の道を探っていく場所。
3. じゃぱらんど茨城 - 接客の勉強を通じて、人との円滑な交流やサービスマインドを醸成していく場所。
4. メインランド - 外国人が行きかう場所で、国際感覚と民族間の理解を深めていく場所。
5. アクアポリス - 三重で作った集合住宅と茨城のショッピングモールとラウンジを合体させた建物を置き、広い敷地をイベント広場として活用し、イベントを通じて大勢の仲間が助け合い力を結集してお互いに「成功体験」を積み、自信へとつなげていく場所。

そして、上記5カ所で蓄積したノウハウを結集して、2008年6月よりYumix Landに集約しました。

上記構想の中から、これまで、

・Yumix Square・じゃぱらんど茨城で、RL企業であるかがやきパソコンスクールとの提携により、世界初となる、セカンドライフ内での日本語字幕付き手話動画を放映。
・Yumix Square・じゃぱらんど茨城で2007年11月から2008年3月まで、2008年5月からはYumix Landで、「電話リレーサービス」の実験。

を実現しました。

※「電話リレーサービス」とは…
 耳が聞こえない、あるいは言葉が不自由などの理由で
 電話コミュニケーションが困難な利用者のために
 人間のオペレーターが介在して即時双方向の会話を文字や手話などで
 中継支援する福祉情報サービスです。
 1960年代に米国でTTY(文字通信用端末)が開発され、
 欧米諸国やオーストラリアなどでは聴覚障害者のための
 情報福祉政策として普及しています。
 日本の聴覚障害者の数は平成17年度の障害者白書では
 36.1万人と少ないように思われますが、
 これは身体障害者手帳を持っている人の数です。
 ところが電話での会話に不自由をしている難聴者の数は、
 国内にはおよそ800万人以上いるといわれています。
 特に高齢化社会といわれる現在では、
 補聴器を必要とされる70歳台以上のお年寄りも増え、
 ますます電話によるコミュニケーションが困難な人口が
 増えるものと考えられています。
 こうした環境の中で、国内でも数社の電話リレーサービスが
 開始されていますが、まだまだ一般への認知が低く、
 普及しているとは言い難い状況です。
 Yumix Squareの取り組みは、セカンドライフという仮想世界においても
 電話リレーサービスの提供を行うことにより、
 利用可能なサービスのチャネルを拡大を図り、一般への認知を高め、
 言語や聴覚に障害のある方々に対し豊かなコミュニケーションを
 行うためのプラットフォームを提供していくものです。
 アメリカでは結構発達しているそうなのですが、
 日本ではまだ発展途上で2・3社が行っている程度です。
 セカンドライフの1つの可能性としてRL企業の支援を受けて実験中であり
 まだ顧客は居ませんが、そのうちに稼動できるように、
 現在は仮想社会におけるインフラ(基盤)の一つとして
 準備をしておこうという感じで落ち着いています。
 また、2008年5月14日~16日に東京ビッグサイトで開催されていた
 『Web2.0マーケティング フェア』で
 かがやきパソコンスクールの代表・益田先生が
 「3D仮想世界を活用した電話リレーサービスの実験について」
 というテーマで講演されました。


今後は手話通訳士・社会福祉士・医師・企業などの専門家との協力により、福祉相談や電話リレーサービス、メンタルケアなどの分野にも活動を広げ、さらには就労支援や在宅ワークの実現をしていく方向で取り組んで参ります。
また、専門家による社会参加支援のほか、ボランティアによるサポート、ボランティア活動では、バリアのない世界でコミュニケーションを通じた相互理解をテーマに、相互に学びあい社会的弱者とともに歩んでいく活動を展開していく予定です。


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Posted by Yumix Square Supporters at 14:41│Comments(0)目的・目標
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よう考えたら、こっちでは、行商広場の紹介してませんでしたねー
日中は、Yumix Landの中央広場で、ブラブラ行商してることが多いです。

ご覧の通り、週150L$ / 30プリムの一般モール...
create : 行商広場@Yumix Land【Second Life "~ goin' home furniture ~"】at 2008年06月10日 18:06
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